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螢「わにがらヘビ」

ちょっと古めのアーティストが続いたんで、
比較的あたらしめの人にも触れましょうか。

わにがらヘビわにがらヘビ
(2000/03/23)


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あたらしめと言っても2000年ですか。まだ20世紀だよ。
てなわけで割と満を持して、少女詩人「螢」の登場。
蛍じゃないよ。螢だよ。

結構TVとかにも出ていたので覚えている方も多いのではないでしょうか?
ポップンミュージックの人気キャラ「かごめ」の元ネタでもありますが
まあ今やかごめの方が知名度高いんだろうなあ。
あ、歌う歌はミスティみたいなものだと思っていたら大間違いですよ。

14歳の少女詩人。
ほっとくと死んじゃいそうな儚げな女の子が
死にそうな声で死にそうな詩を詩います。
歌いません。詩うのです。

MOSAIC.WAVがLight-Lawだと以前書きましたが、
この螢はDark-Chaosまっしぐら。
これまで触れたアーティストを見ると
さねよしいさ子がDark-Lawで
谷山浩子がLight-Chaosになるのかな。
まあいろんな曲があるから一概には言えないけど。

6曲くらいしか入ってないミニアルバムやシングルばっかり出して
結局フルアルバムが出たのかどうか……。
まあ一番「らしさ」が出ているわにがらをチョイスしてみた。
萌え度は1st「ガラクタ」の方が上なんだけどね。ちょっと分かりやすすぎてつまらない。

根底としていつもテーマになっているのが
「虐待」「恨み」「孤独」「人間なんて死んでしまえ」
そんなアレを抽象的な詩の朗読で詩うんだ。
まあこれを中島みゆきとかがやると「ふーん」で終わるんだけど
14歳のいかにもメンヘラ少女がやるからすごい。

Tr.1「アブラムシ」からもう初心者置いてけぼり。
えーと、俺は音楽CDを買ったんだよな?
いきなり細ーい少女ボイスで
きえそうで きえそうで ないていたよ
とか不安定な旋律のアカペラで飛んでくる。
ここでぐっと来た人は選ばれた人です。
さあ螢ワールドへ!

Tr2「ケムリノオト」は唯一の音楽らしい音楽。
出だしの超高音程「戻らない って船は無い」で一発KO確実。
ZABADAKを初めて聞いた時、「五つの橋」の最初の音「しー」にやられた感覚がまた味わえるとは思ってなかったぜ。
意味は分からないけど悲しさだけはこれでもかとぶつけられる歌詩(←誤字じゃないよ)。
最初の頃は詩を解釈しようとやっきになっていたけど、そういうモノじゃない。
とにかく投げ続けられる悲しみを全身で浴びるのが正しい聞き方だろうね。

Tr3「蛾」は本領発揮の虐待トラウマソング。
この人が詩うと色々洒落にならなくて怖い。
まあ、そういうフィクションの世界だよね? 実体験じゃ、ないよね?

もう見たくないひとりのかお
いやなニオイのまま
さがし けられ ただれ

とか、ちょ、勘弁してくれ……。

Tr.4「スモモ」はいわゆる「誰も分かってくれない」ソング。
これまで「片道きゃっちぼーる」や「風や空の事ばかり」を熱心に紹介していたのを見て分かるとおり、
私、この手の歌大好物です。
ゲームとかのラスボスがこの手のセリフを吐くのも好き。共感出来るか出来ないかはおいといて。
デスノートは(第一部までは)ほんと名作だなあ。

この手の誰も分かってくれない系、結末としては色々なパターンがありまして
「みんな死んでしまえー」でも「欝だ死のう」でも「まーいーか」でも、うん。どれでも好き。
この詩に関しては、んー。「まーいーか」にあたるのかな。
ものすごく苛々は伝わるんですが!

最後の吐き捨てるような(でも可愛い声で)「ムダな人数」はM属性な方にオススメ
や、それは違うな。

Tr.5「くろりぼん」
ふんわりメルヘンソングとして
少女のふわふわ砂糖菓子な思い出に
一緒に浸りましょうね。
でも歌詩カード見ながら聴くと、
ひょっとして、またトラウマか。
まあ、何も考えないで聴くといい感じの萌え曲ですので、
考えるな、歌詩カードを見るなあ!

Tr.6「すみれいろ」
急に現実感あふれる詩になります。
いい具合に甘い悪夢を見ていたところで急に目が覚め
いやな現実に引き戻されると言うか。
そこも含めて黒いアーティストだな。

まあ分かりやすい恋に恋する少女の破局です。
穿った見方すれば入水心中かも。
まあそんな生々しい(=つまらない)内容は螢に合わないのでスルー。

Tr.7「アブラムシ」
1曲目のフルバージョン。
ヤンデレ幼女好きなら絶対気に入るはず。
いい具合の病み方で、下手に「お父さんもうやめて」要素が入っていない分
ぞくぞく来ます。

しわだらけのお花も 明日には枯れてしまう
かべの汚れがもう まつ事できないおもいで
お空のわたぐもが もしおぼえていても あなたはひつじ
たべかけたおかしも 本当はあげるものだったのに

うむ。いい病み方だ。
あげるはずのお菓子を自分で食べてしまうところなんか
もう萌え要素のかたまりではないか。


まあ一般的に言われる螢評は
「10代の視点で世界を見るたどたどしいながらも力強い詩」みたいな感じなのですが、
ヤンデレ萌えなんて言葉のなかった当時において
その属性を持ったロリコン達がファンの中核をなしていたのは間違いないでしょう。
間違い……ない、よね?
俺だけじゃ……ない、よね?


でね、しばらく活動休止したあと、
インディーズでまたCD出したんですよ。
「白ひつじ黒ひつじ」というタイトルで。
(調べてみたら更にもう一枚出てるみたいね。知らなかった)

残念ながら、少女は大人になっていました。

分かりやすい詩。
とがっていた部分が無くなって、何か色々知ってしまった感じ。

まさにパラダイス・ロスト。
螢がそんなみっともない体をしているわけないだろ
もう本当にどこにもいないんだね、螢……

現在活動しているかどうかは全く持って不明。
まあもう興味ないけど(ひでえ)。

おお、動画発見!
本当ニコニコはすごいなあ。

異花
ほたるのいか。

テレ東の深夜でも流れてましたね。
あの番組(?)でcapsuleを知ったなー。

わにがらからはTr.5「くろりぼん」を発見。これは萌える。
画像が「ガラクタ」のものなのはご愛嬌?


あと、Tr.2「ケムリノオト」もあったけど……

コードギアス知らないんだよな。
それほどグロくないから大丈夫だよ。
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