スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

八的暁「少女ふぅ」

ちょっと毛色をかえてみましょうか。
いや、ロリだけど。ちょっと異色な作家。
少女ふう (TENMAコミックス)少女ふう (TENMAコミックス)
(2005/10/15)
八的 暁

商品詳細を見る

八的暁の単行本はどれもタイトルが似通っているので持ってるのか持って無いのか分からなくなる事がしばしばありますw
ので、覚えやすいタイトルの「少女ふぅ」を紹介しましょう。
改訂版除いて全8冊出ている中の7冊目。この作者の中ではわりと変化球的単行本になるのでしょうか。
でも、読みやすい作品が多いので「はじめてのやまと」にぴったりだと思います。
作者のライフワーク「未来史シリーズ」も一作入ってるしね。
どれくらい変化球かってシリアスな作品が多い中、巻頭から「まじかる☆まにふぁくちゃー まりかちゃん*(゚∀゚)*」なんだもんなあ。
yamato001.jpg
どうしちゃったの先生。

エロはいつも通りの汁だく。エロに関しては初期の野暮ったい絵の方が好みです。
yamato002.jpg
全体的にコメディ色が強く、異色な作家のさらに異色な作品になるわけですが、最終回は面目躍如(?)。いつも通りのちょっと寂しくて、やりきれない思いがいっぱいの心に残る結末となります。

ところで、2冊目の単行本「少女フィクション」の解説にもある通り、八的先生はコマとコマの間を黒く塗りつぶす事が多く、これは「この作品はフィクションです。現実の少女にエッチなことしちゃ駄目だよ!」という事を表しているのですが(あくまで解説文を書いた人が言っているので真偽のほどは不明)、
この作品に関してはほとんど白枠(SEXシーンも)というあたりが面白いかもしれません。

どう言う事かと言うと、最初に説明すべきでしたが、まりかちゃんは売れない漫画家の描いた看板が「外宇宙から照射された謎の宇宙線(笑)」の作用で現実に現れた魔法少女と言う設定なんですよね。
つまりアレだ。ネコミミつければはい虚構理論か。裏の裏は表と言う事か。
どこまでが現実なのか、どこまでがフィクションなのか、もともとフィクションでしかない漫画作品の中でその境界を探るメタ的な楽しみ方も出来るわけです。作者はそれを望まないだろうけど。

それ以外の作品はちょっと不思議な夕立エロス「カエルさんが見てた」
yamato003.jpg
濡れロリータはエロい。カエルも認めざるを得ないこのエロさ。

義理の妹お嬢様の心を埋めたり埋められたり「2pieces」
yamato004.jpg
あたたかいのに、何故か寂しいこの二人の表情。
本当にお互いが必要なものは、まだまだ探してる最中ということですね。

これはラブラブ、なのか? 裏兄撮って。「夏の消し忘れ」
yamato005.jpg
このリアルなおっぱいとあばらと、そして何より表情が古きよく無い時代の何かを想起させる。

未来史シリーズ来ました。珍しく?ハッピーエンドな「夏の夜/冬の夢」
yamato006.jpg
この世界観が気になりましたら「少女フィクション」か「シミュラークルのアリス」読んで泣くといいよ。
意思無きものは砂になる。この二人はいつまでもお幸せに。

心の自由と代償に、理不尽に様々なものを奪われるやるせなさ。表題連作「ふうの呼び声」「ふうの唄を聴け」
yamato007.jpg
……正直もったいない。まだまだ面白くなれるテーマだろうに駆け足過ぎた。
締め方は非常に気持ちいいんですが、再々リメイク期待です。

など、エロはハードながらも、全体としてはやわらかく、あったかい作品が並びます。
他の単行本で見られる悲壮感は抑え目なのでまずはここからどうぞ。

にしても、どうなんでしょう。マイナーな作家なんですかね。
もっと評価されるべき作者だと思うのですが。

Comment

Comment Form

管理者にだけ表示を許可する

Trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。