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鬼束直「Lovable(らばぼー)」

Lovable (TENMAコミックス LO) (TENMAコミックス LO)Lovable (TENMAコミックス LO) (TENMAコミックス LO)
(2008/12/20)
鬼束 直

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らばぼー。
お待たせしました。神速とは程遠くなりましたが、香車戦法の速度くらいで新作ご紹介。
鬼束直(おにづかなおし)先生の3冊目の単行本になります。
もちろん変換する時は「おにたばちょく」と打ってるし、脳内でもそう呼んでます。ひでえ。

まずは特徴からですね。
妹。
以上。

いや、冗談抜きでね、妹ものでこの人を超える作家は居ない、と断言します。
なんというリアルな妹を描く人なんだ。
ここには「好き好き大好き。ゾウさんよりもいっぱい好き」みたいなお兄ちゃんラブ妹は存在しない。たいすく、たげるぅ?
12/27追記:ぅぇ、たいすく、たげるぅ?でググってもうちのページくらいしか出なくてあせった。PC9801のメルクリウスプリティというゲームの有名(と思っていた)セリフなんだけど……「ゾウさんよりもいっぱい好き」もね。
ずっと生活している感/適度に近くて適度に遠い感が本当ににじみ出ている妹が、毎度毎度描かれてうーむと唸ってしまいます。
実際に妹がいる人は妹萌えが理解できない、とよく言いますが、
この人の作品なら実際に妹がいる方でも、妹萌えの世界を垣間見れるのではないでしょうか。
とは言えもちろんエロ漫画。
まあヤルことはヤルわけで。
そうなったらそこから先はまあ妹持ちの方は「ねーよw」になるんでしょうがね。
ならなかったらいろいろまずいか。

っと、鬼束先生の特徴は確かに「妹」で間違いないんですが、
今回の単行本、らばぼーでは妹ものは9作品中2本だけ。
妹じゃなきゃ嫌なんだ!という偏屈なお兄ちゃんは
2nd単行本「ワンホットミニット」をどうぞ。妹がハサミを持って襲って来ます!

でも、近親相姦な背徳感!みたいな話は全く無いので、
世間一般的な意味(?)での妹ものを期待しちゃダメですよ。
「普通にかわいい。それでいい。」なのです。

そう、常に「普通」なんですよ、登場人物が。
特別な設定とか過度なキャラクター付けとか何も無い。
(まあ本単行本に関しては例外がいくつもあるわけですが)
そこがやっぱり良いリアリティを生み出してるんだろうな。

改めて表紙を見てもわかる。
……美少女、ではない。
なんか、普通にいそうな女の子。
や、おっぱい見えてぱんつも脱いでいて普通も何もあったもんじゃないけど、それはまあ。
さておき、もっと表紙にふさわしい、媚びた絵も描ける作家のはずです。
これは間違いなく確信犯(←誤用)。

このタッチを表紙に持ってきたのは本当に英断。
ここで褒めなければ無駄になるので、意図に気付いた人は大声で叫んで欲しい。
普通にかわいい。それでいい!

前置き長くなりすぎたね。
各話紹介いっちゃいますよ。

「だから愛だけじゃ生きていけないと何度言ったら…」
前巻より、毎巻1話目はこの子が出てくる模様です。
頼むからもう巻末には出てくるなよ!(ワンホットミニッツ参照。本当に蛇足。っていつか書いたっけ)
多大な金欲と微量な愛欲で妹が兄に体を売ります……
が、当然のように妹はノリノリすぎ。
明るいね。こんな妹欲しいよね。ごめん、やっぱいらないや。

「HugHug」

はい来た。最良作!

いや、もう、最近これしか言ってない気がするけど
ロリおっぱいいじりは至高。
膨らみかけでも無乳でもOKだ!
酒呑みは酒呑むがよし、ロリータは胸いじられるがよし!

惜しむらくは下パジャマズボンじゃなかったことだけ
って、本当に最近これしか言ってないな!
他にもツボはいっぱいあるんですよ?
はだか吊りスカートとか、はだか雨がっぱとか、はだかとか。

ちゃんと中身を説明しないと。
妹の友達(この設定がまた微妙にリアリティを生む)
ぽわぽわぽよぽよ天然少女夕貴ちゃんが
お兄ちゃんと文字通りスキンシップするわけだ。

全裸まで行くとまあ漫画だしねって話なんだけど、
上半身までなら、何かありえそうでドキドキしちゃいます。
ぺたぺたむにむに。あー、いーなー。
個人的にCORE HITしましたが皆さんはどうなんだ。
あんまりおっぱいが重要視されないロリ漫画ってのが多すぎて悲しいんですよ私は!

「あ~ちょっと待ってみようか」
半年くらいLOお休みして久々に来たらこのタイトルとか。
単行本の帯の解説が「ちょいブサ生徒と先生」とかひどすぎる。
ちょいブサは、別に女の子がそれに対してコンプレックスを持ってるとかそういう話ではなく、
単純に絵柄の話です。
ひ で え 。

ちょいブサで思い出したけど、最近のヤンマガはどうしちゃったのってくらい面白くない。
対してヤンジャンが頑張りすぎ。ノノノノとか。

よし、いつも通りの見事な逸れ具合だ。
まあ本を買わせるためにつけている帯に、わざわざそんなフレーズを織り込むのにはわけがあるわけで。
んー、でも帯を書いてるのは鬼束先生じゃないからな。微妙なところではあるかもしれないが、
ややブサ=美少女ではないってことは、あとはわかるな?
普通に可愛い、それでいい。

「すまいるふぉーゆー」
武器曲キタコレ! パフェ重視がよく刺さります。@B1ドラム
……失礼。

兄と妹だけではなく、子供同士にも定評のある鬼束。
初告白に初デートに初H。
うむ、実に甘ずっぱたるい。
これくらいの年代にモテ期を迎えた諸氏にはグッと来るものがあるのではなかろうか。

もうね、下半身こすりあいとか大人には出来ない発想。
そしてやたらと内容の濃いHが上になったりなられたりで。
エロメインのお話ながら色々甘いものが舌に残る佳作でございます。

「勝てる気しませんよ?」
非黒髪・眼鏡っ子と、わりと珍しいタイプの女の子がヒロイン。
絵の雰囲気も変われば中身もやっぱり変わるわけで、
背を向けているいとこのお兄ちゃんの前でオナニー始めちゃうとか
ファンタジー色強めの作品になっています。

だが、畳に擦れる背中が痛いとか(故に駅弁位にチェンジ)
よく分からないところでリアルを演出してくれるのがあなどれねえ。
この作品に限った事ではないのですが、鬼束作品は常に明るい雰囲気が取り巻く優しい世界。
とりわけこのお話はもう素晴らしい陽気。なーんも考えないでどーぞ。

「こんな感じでいく?」

基本にして究極の鬼束的兄妹もの。
ああ、もうこれが代表作でいいや。
なかよし兄妹なんだけど、妹は兄べったり、というわけでもない。
ここがミソ。

そんな二人が酔っ払って一夜の過ち。
一夜の、はずだったのに、お互いの想いが大きくなっちゃって、
でもなんだかもやもや、よく分からなくて、とりあえず「こんな感じでいく?」。
もう、この描写がとんでもなく上手い。

巷にあふれる妹ものは大抵始めっから「お兄ちゃんスキスキ」なんだろうけど
お兄ちゃんスキスキになるまでの微妙な心をここまで丹念に描いたエロ漫画は存在しないと思う。

まあね。そんなことは割りとどうでもよかったりするんだ。
この話で重要な部分。
妹のぱんつが良い。
いいぞいいぞ、こどもぱんつ。

「Endearing with the sound turned off」

普通じゃないヒロインその1。
極度の(病的なまでに)恥ずかしがりの女の子と
ゆっくりやさしいHの短編。
10P作品なのでただのHにならないよう濃いキャラクターにしたんだろうね。
最後が満面の笑みではなく、少しだけの笑顔なのが良い。
ん、まあキャラクターが濃すぎてちょっと異色です。

「魔法少女マユリちゃん ちょお廉価版」
普通じゃないヒロインその2。
ていうかヒロインが普通じゃないとか言う話ですらない問題作。
これまでさんざっぱらリアリティがどうの普通の女の子がどうの言いましたが、
このお話の要素をかいつまむと、
魔法少女・ギャグ・触手・ボテ腹・アスホーが大惨事。
てなかんじ。

鬼束スレでは予想通りすこぶる悪評で爆笑いたしました。
ですよねー。

いや、でもどう見てもこれ、作者楽しんで描いてるよなあ。
ひょっとしたら元々はこういうの描いていた人なのかもしれないね。
二度と描かんでいいけど。

まあ逆箸休め的な作品ということで。

「WINGS FOR YOUR HEART」

妹の代表作が先述の「こんな感じで、いく?」なら
子供同士の代表作は間違いなくこれですね。

もはや少女漫画。
なんと24P中エロシーンは6Pのみ。あれ、意外と多かった。
流星ひかるに勝るとも劣らない清純派エロ漫画です。

いやあもう、別に奇抜なストーリーとかじゃないんだ。
あらすじ書くとなにその普通な話、って話なんだ。
小学生女子が書いた漫画みたいな。
とても21世紀の作品とは思えない。

それが何故かロリエロ漫画として描かれているのが本当に良く分からない奇跡。
なんなんだこれ。なんなんだこれ。
ああ、もう、もうもうもう!
じたばたぴょんぴょんしちゃいます。

締めにピッタリな胸キュン漫画です。


以上9作品。
ロリが嫌いでない事が大前提になるのは当然ですが、
自信を持って万人に薦められる名作です。
それだけに表紙の地味さとタイトルの読みづらさがちょいと惜しいんだよねー。
好きな人は好き、という感じでもなく、繰り返しますがロリコンなら誰にでもオススメできる作家さんです。

逆言えば、これが面白く読めればロリコンの仲間入りだ!
無理にとはもちろん言いませんがロリ属性無い方も、まずは読んでみるのもよろしいのかも。
ただしこの人の漫画がロリ漫画の基本だと思っちゃうと後々困る事になりそうなので注意です!?


いやーまー。
綺麗事を並び立てるより、
HugHugがいいおっぱいを提供してくれます。
これをもってこの本の紹介といたしましょうか。
ぱんつなら「こんな感じでいく?」で。


他サイト様レビュー

まんがさんぽ様

魔法少女「マユリちゃん」はとりあえず置いといて、今回もおそらくファン納得の一冊に仕上がっていたと思います。たぶん。

ですよねー。


ヘドバンしながらエロ漫画!様

決して成人女性の縮小型ではない“少女”という存在を描き出す作家様は結構いらっしゃいますが、ここまで純朴に快活にそしてハッピーに描くことができる作家性というのは意外に稀有であり本作に確固としたオリジナリティーを与えています。

「普通の少女」を描ける作家ってのは確かに少ないのかもしれません。
需要があるのかどうかはさておいて。

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